地方創生への活用が期待される「道の駅」 ~発祥は新潟県~

 

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの高田です

今年4月15日に全国で新たに19駅が「道の駅」に登録されました。「道の駅」は、市町村等からの申請により、国土交通省で登録しており、今回の登録分を合わせて全国で1,059駅となりました。ドライブした時にはついつい立ち寄ってしまいますが、本当に便利なところです。

国土交通省によれば、「道の駅」は、道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供と地域の振興に寄与することを目的としています。また、休憩機能と情報発信機能、地域連携機能の3つの機能を持つことを基本コンセプトとしています。

この「道の駅」ですが、新潟県とはちょっとした関係があります。

 

「道の駅」発祥の地は新潟県

「道の駅」の登録が始まったのは、1993年4月です。この時、全国で103駅が登録されましたが、新潟県では8駅が登録されました。このうちの1つ「道の駅 豊栄」の敷地内には「道の駅」発祥の地としての石碑が建立されています。見たことがある人も多いのではないでしょうか。

 

道の駅 豊栄

▲「道の駅 豊栄」にある「道の駅 発祥の地」の石碑

 

「道の駅 豊栄」は、もともと1988年11月に設置された、「豊栄パーキングエリア」です。「豊栄パーキングエリア」は日本で初めて一般道に設置されたパーキングエリアで、これが「道の駅」の元になったとされています。

また、現在の「道の駅」には前出の3つの機能に加えて防災拠点としての機能も求められるようになっていますが、この機能拡充は2004年10月に発生した新潟県中越地震がきっかけとなっています。

新潟県は、国道・県道の実延長が6,656kmと全国2位(2013年4月1日時点)のため、道路との関係が深いのかもしれません。

 

 地方創生への活用にも期待

多機能化が進む「道の駅」ですが、地方創生でも「道の駅」の取り組みが期待されています。具体的には、「まち」の特産物や観光資源を活かして「道の駅」に「ひと」を呼び、地域に「しごと」を生み出すことが期待されています。

国は今年1月に、地域活性化の拠点として特に優れた機能を有する5カ所を全国モデル「道の駅」、優れた企画がある35カ所を重点「道の駅」として選定しており、今後積極的に支援していく方針です。県内からは十日町市の「道の駅 瀬替えの郷せんだ」と妙高市の「道の駅 あらい」の2カ所が重点「道の駅」選ばれています。

「道の駅」の大半が税金で整備されることに対して批判的な意見があるのも事実ですが、作った以上は官民で知恵を出し合って有効に活用したいものです。

「道の駅」の活用は地方創生の身近な一歩となるかもしれまん。皆さんもゴールデンウィークにお出かけの際は「道の駅」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

新潟県内の「道の駅」一覧

▲図をクリックすると、鮮明に見えます。