名看護師に学ぶ商売の原点

 

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの小林です。

私事ですが、数年ぶりに風邪をひきました。いつもなら多少咳が出ても、すぐに治るのですが、今回ばかりはなかなか咳が止まず、あげく熱まで出てしまい、2日も会社を休んでしまいました。体調管理には気をつけなければいけないなと痛感した次第です。

 

お年寄りに人気の診療所で感じた疑問

ということで、熱が出た日、自宅近くの内科に診てもらうことにしました。

ほとんどお医者さんにかかったことがないので、どこに行こうか迷ったのですが、数年前に、ある予防接種でお世話になった内科に診てもらうことにしました。その時の予防接種についてのお医者さんの説明が非常に良かったので印象に残っていたからです。そちらは、今風のクリニックとは正反対の昔ながらの町の診療所といった感じの内科です。

朝の10時半頃、その内科に行ったところ、既にお年寄りを中心に7~8人もの方が待っていらっしゃいました。たしかに、昔ながらの診療所といった感じなので、患者さんはお年寄りばかりだろうなとは思っていました。しかし、10人近くもの人が待っているとは思ってもみませんでした。

その後、診察を含め1時間ほど、その内科にいたのですが、患者さん1人の診察が終わると、また新しい患者さんが来るといった感じです。私が帰る時点でも5~6人の方が待っていらっしゃる状況でした。

「高齢化ゆえに町のお医者さんが混むのは当然だけど、なんでこの内科は、こんなにお年寄りに人気なの?」とふと思いました。

 

昔ながらの町の診療所の秘密

そのような状況の中、待合室で見ていると、看護師さんや受付の方の患者さんへの「目配り」「気配り」「心配り」が非常に素晴しいことに気づきました。

例えば、

・診察が終わり、帰り支度をしているおばあちゃんに「●●さん、いつものようにタクシーを呼びましょうか?」と言って、タクシーを呼んであげる。

・咳をして入ってきたおじいちゃんに「▲▲さん、風邪ひいちゃった?今マスクをあげますね」と言って、そのおじいちゃんはもとより、周りの患者さんにも配慮する。

・患者さんから、薬の有効期限を尋ねられた時「今回使いきらなかったら、取っておいて次の時使っても大丈夫ですよ。○月○日までなら使っても大丈夫です。袋にマジックで期限を書いておきますね。」

などなど、看護師さんの患者さん一人一人への対応は非常に気が利いたものでした。

 

まとめ

冒頭にも書いたように、こちらのお医者さん自身も非常に穏やかで、丁寧に分かりやすく説明して下さる方なので、この内科が混むのは、お医者さんへの信頼が第一だとは思います。

加えて、看護師さんたちの「目配り」「気配り」「心配り」が、患者さんたちの安心感につながり、患者さんたちのリピーター化につながっているのではないでしょうか?

何気なく、さりげない「目配り」「気配り」「心配り」が、患者さん(お客さん)の心には響くのだなと思いました。

そして、この光景に商売の原点を見たような気がしました。

▲看護師さんの「目配り」「気配り」「心配り」が患者さんの安心感につながるようです

▲看護師さんの「目配り」「気配り」「心配り」が患者さんの安心感につながるようです